トレード手法

RSIとMACDの見方|ダマシを減らす使い方

オシレーター系の代表 RSI と、トレンド系の MACD の基本的な見方、買われすぎ・売られすぎの落とし穴、ダイバージェンス、2つを組み合わせるときの考え方を解説します。

公開 2026年8月31日

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RSI と MACD は、移動平均線と並んでよく使われるインジケーターです。ただし「サインが出たら逆張り」で使うと負けやすい。トレンドと組み合わせる前提で見方を整理します。

RSI(相対力指数)

一定期間(通常14)の値動きのうち、上昇分の割合を 0〜100 で表します。

  • 70以上:買われすぎ
  • 30以下:売られすぎ
  • 50:方向感の分かれ目

RSI の落とし穴

「70を超えたから売り」「30を割れたから買い」という単純な逆張りは危険です。強いトレンド中は、RSI が70以上/30以下に張り付いたまま価格が進み続けます。

実践的な使い方:

  • レンジ相場でのみ、70・30 を反発の目安にする
  • トレンド相場では、押し目・戻りの深さの参考(上昇トレンドで RSI が40〜50まで下げて反発なら押し目候補)
  • RSI が50を超えているか下かで、短期の勢いの向きを確認

MACD

2本の EMA の差(MACD 線)と、その平均(シグナル線)、両者の差(ヒストグラム)で構成されます。トレンドの方向と転換の勢いを見ます。

  • MACD 線がシグナル線を上抜け:上昇の勢い
  • 下抜け:下降の勢い
  • 0ライン より上/下:中期の方向
  • ヒストグラムの拡大/縮小:勢いが強まっている/弱まっている

MACD も遅行指標なので、クロス単体でのエントリーは遅れがちです。トレンドの継続確認や、勢いの減速を察知するのに向きます。

ダイバージェンス(逆行現象)

価格とインジケーターの動きが逆になる現象。トレンド転換の予兆として使われます。

  • 弱気ダイバージェンス:価格は高値を更新、RSI/MACD は高値を更新できていない → 上昇の勢いが衰えている
  • 強気ダイバージェンス:価格は安値更新、インジケーターは安値を更新せず → 下落の勢いが衰えている

ダイバージェンスは「すぐ反転する」サインではなく「勢いが落ちている」サインです。転換を確認する材料(ダウ理論 の高安の切り替わり)と合わせて使います。

2つを組み合わせるとき

  • 方向は MACD(0ラインとクロス)、タイミングは RSI(押し目の深さ) のように役割を分ける
  • 両方が同じ方向を示し、かつトレンド方向と一致しているときだけエントリー候補にする
  • インジを増やすほど「全部揃うまで待つ」ことになり、エントリーが減る=それ自体は悪くない

まとめ

  • RSI の70/30 逆張りはレンジ限定。トレンド中は張り付く
  • MACD は方向と勢いの確認。クロスは遅い
  • ダイバージェンスは「勢いの衰え」であって「即転換」ではない
  • インジ単体で判断せず、トレンド+水平線と重ねる

関連:移動平均線の使い方 / 水平線の引き方

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