トレード手法

ダウ理論とは?トレンドを判断する6つの基本原則

テクニカル分析の土台であるダウ理論の6原則を、FX の実チャートを想定してわかりやすく解説。トレンドの定義、転換のサイン、高値・安値の切り上げ/切り下げの見方まで。

公開 2026年8月31日

PR本ページはアフィリエイト広告を含みます。詳細

FX・暗号資産のレバレッジ取引は、預けた資金を上回る損失が生じる可能性があります。海外の事業者は 日本の当局の登録がない場合があります。取引はご自身の判断と責任で行ってください。

ダウ理論は、100年以上使われているテクニカル分析の土台です。「今はどっち方向のトレンドか」「トレンドはまだ続くのか、終わったのか」を判断する基準になります。

ダウ理論の6原則

1. 平均はすべての事象を織り込む

金利、経済指標、要人発言、需給——あらゆる情報は最終的に価格に反映される、という前提。だからチャート(価格)を見れば十分だ、という考え方です。

2. トレンドには3種類ある

  • 主要トレンド:数か月〜数年(大きな方向)
  • 二次トレンド:数週間〜数か月(主要トレンドの調整・押し戻し)
  • 小トレンド:数日以内(ノイズ)

自分の取引時間軸より1つ大きいトレンドの方向に沿うのが基本です。

3. 主要トレンドは3段階で進む

先行期(一部の投資家が仕込む)→ 追随期(トレンドが明確になり多くが乗る)→ 利食い期(一般が飛びつき、先行組は利確)。

4. 平均は相互に確認されなければならない

本来は工業株平均と鉄道株平均の話ですが、FX では「関連する通貨ペアや指標が同じ方向を示しているか」で応用します。例)ドル高なら USD/JPY 上昇・EUR/USD 下落が揃うか。

5. トレンドは出来高でも確認される

トレンド方向への値動きで出来高が増え、逆行時に減るなら、トレンドは健全。FX は出来高データが限定的なので、参考程度に。

6. トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

これが最も実践で使う原則です。「上昇トレンドは、明確に否定されるまで上昇トレンド」。少し下がっただけで「下落転換した」と決めつけない。

トレンドの定義(実践の核心)

  • 上昇トレンド:高値を切り上げ、かつ安値も切り上げている(higher high / higher low)
  • 下降トレンド:高値を切り下げ、かつ安値も切り下げている(lower high / lower low)
  • どちらでもない:高値・安値が交錯している=レンジ。手を出さない候補

トレンド転換のサイン

上昇トレンドの場合:

  1. 直近の 安値を明確に下抜ける(安値の切り下げが発生)
  2. その後の戻りが 直近高値を超えられない(高値の切り下げ)

この2つが揃って初めて「上昇トレンド終了・下降トレンドの可能性」と判断します。1回の安値割れだけでは「二次トレンド(調整)」の範囲かもしれません。

FX での使い方

  1. 上位足(日足・4時間足)でトレンド方向を確認
  2. トレンド方向にだけエントリーを狙う
  3. 押し目・戻りを 水平線 や 移動平均線 で待つ
  4. 直近の安値(上昇時)の少し下に損切りを置く

まとめ

  • ダウ理論の核心は「高値・安値の切り上げ/切り下げでトレンドを定義する」こと
  • 「明確な転換シグナルが出るまでトレンドは継続」=早すぎる逆張りを避ける
  • 上位足のトレンド方向に、押し目・戻りで乗るのが王道

次は 水平線の引き方 で、押し目・戻りの具体的なポイントの見つけ方を解説します。

掲載内容は執筆時点の情報です。取引条件・キャンペーン・対応状況は変更されることがあります。 最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。レバレッジ取引は預入資金を上回る損失が生じる可能性があります。