用語・基礎
USDT・USDCとは?ステーブルコインの仕組みとリスク
海外取引所で基軸として使われるステーブルコイン USDT(テザー)と USDC の違い、価格が1ドルに保たれる仕組み、デペッグ(価格乖離)リスク、使い分けを解説します。
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FX・暗号資産のレバレッジ取引は、預けた資金を上回る損失が生じる可能性があります。海外の事業者は 日本の当局の登録がない場合があります。取引はご自身の判断と責任で行ってください。
海外の仮想通貨取引所では、日本円ではなく USDT や USDC を基軸に取引します。これらは「ステーブルコイン」と呼ばれ、1枚=1米ドルを目指して価格が安定するよう設計されています。
ステーブルコインとは
- 価格を法定通貨(主に米ドル)に連動させた暗号資産
- ビットコインのような価格変動がないため、利益の一時避難先、取引の基軸通貨、取引所間の送金手段として使われる
- 海外取引所では「USDT建て」「USDC建て」のペアが中心
USDT(テザー)
- 発行体:Tether 社
- 時価総額・流通量ともに最大。対応取引所・ペアが最も多い
- 過去に「本当に十分な準備資産があるのか」という懸念が繰り返し指摘されてきた。近年は準備資産の内訳レポートを定期公開
- ネットワークが複数(TRC20 / ERC20 / BEP20 など)。送金時のネットワーク選択に注意(→ 送金手順)
USDC
- 発行体:Circle 社(米国)
- 準備資産は現金と短期米国債が中心で、透明性が高いとされる
- 対応範囲は USDT に次ぐ
- 2023年の米地銀破綻時に一時 0.87ドルまで下落(デペッグ)したが、数日で回復した経緯がある
デペッグ(価格乖離)リスク
「1ドルに固定」は設計目標であって保証ではありません。
- 発行体の信用不安、準備資産の問題、大量の償還請求などで、1ドルから乖離することがある
- 過去にアルゴリズム型ステーブルコイン(UST)が完全崩壊した例もある(USDT・USDC は資産担保型で仕組みが異なる)
- 大きな資産を長期でステーブルコインのまま置きっぱなしにしない。利確したら国内取引所経由で日本円に戻すことも検討
使い分け
| 用途 | 推奨 |
|---|---|
| 取引の基軸(ペアの多さ) | USDT |
| 取引所間の送金(手数料の安さ) | USDT(TRC20) |
| 透明性・安心感を重視した一時保有 | USDC |
取引所によって「USDT建てのみ」「USDC建てが充実」など差があるので、使う取引所の主流に合わせるのが実用的です。
まとめ
- USDT・USDC は1ドル連動のステーブルコイン。海外取引所の基軸
- USDT は流通量・対応が最大。USDC は透明性が高い
- 「1ドル固定」は保証ではない。デペッグリスクがある
- 長期で大量に持ちっぱなしにしない
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