用語・基礎

pips(ピップス)とロットとは?計算方法をわかりやすく解説

FXの基本単位「pips」と「ロット」の意味、1pipsあたりいくら動くのか、必要証拠金の計算、損益の求め方を、USD/JPY を例に具体的な数字で解説します。

公開 2026年8月31日

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FX・暗号資産のレバレッジ取引は、預けた資金を上回る損失が生じる可能性があります。海外の事業者は 日本の当局の登録がない場合があります。取引はご自身の判断と責任で行ってください。

FX を始めると必ず出てくる「pips(ピップス)」と「ロット」。この2つを理解すると、1回の取引でいくら儲かる・損するのかが自分で計算できるようになります。

pips とは:値動きの最小単位

pips は為替レートの変動幅を表す共通の単位です。

  • クロス円(USD/JPY など):1pips = 0.01円(1銭) 例)150.00 → 150.10 は「10pips 上昇」
  • ドルストレート(EUR/USD など):1pips = 0.0001ドル 例)1.1000 → 1.1050 は「50pips 上昇」

「10銭動いた」「50pips 抜いた」のように、通貨ペアが違っても値動きを共通の物差しで語れるのが pips の便利なところです。

ロットとは:取引する通貨の量

1ロット = 10万通貨 が国際的な標準です(業者により異なる場合あり)。

ロット 通貨量 呼び方
1.0 ロット 100,000 通貨 1Lot
0.1 ロット 10,000 通貨 ミニ
0.01 ロット 1,000 通貨 マイクロ

多くの海外FX業者は 0.01ロット(1,000通貨)から 取引できます。

1pips あたりいくら動く?

1pips の価値 = 取引通貨量 × 1pips の値幅

USD/JPY の場合(1pips = 0.01円):

ロット 通貨量 1pips の損益
1.0 100,000 1,000円
0.1 10,000 100円
0.01 1,000 10円

つまり 0.1ロットで USD/JPY を買い、10pips 上がったら +1,000円、10pips 下がったら −1,000円です。

必要証拠金の計算

必要証拠金 = 取引額 ÷ レバレッジ

USD/JPY が 150円のとき、0.1ロット(1万通貨)= 取引額 150万円。

  • レバレッジ 25倍:150万 ÷ 25 = 6万円
  • レバレッジ 500倍:150万 ÷ 500 = 3,000円
  • レバレッジ 1,000倍:150万 ÷ 1,000 = 1,500円

海外FXの高レバレッジは、この必要証拠金を小さくできる仕組みです。ただし証拠金ギリギリで持つと、少しの逆行でロスカットされます(→ 証拠金維持率とロスカット)。

損益とリスクの計算例

口座資金5万円、USD/JPY を 0.1ロットで買い、損切りを 30pips 下に置く場合:

  • 想定損失 = 100円 × 30pips = 3,000円(資金の6%)
  • 1回のリスクを資金の2%(1,000円)に抑えたいなら、ロットは 0.03ロット に下げる

このように「損切り幅」と「許容損失額」からロットを逆算するのが、資金管理の基本です(→ 資金管理の2%ルール)。

まとめ

  • pips = 値動きの単位(クロス円は1pips=1銭)
  • 1ロット = 10万通貨、海外FXは0.01ロットから
  • USD/JPY は「0.1ロットで1pips=100円」で覚える
  • 必要証拠金 = 取引額 ÷ レバレッジ

掲載内容は執筆時点の情報です。取引条件・キャンペーン・対応状況は変更されることがあります。 最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。レバレッジ取引は預入資金を上回る損失が生じる可能性があります。